語り場

思ったことをダラダラと

「スペシャルミッション:出現」会話ログ 第2章

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第2章 情緒障害( Manic Derangement )

 1、我々が求める御方( The One That We Want )

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メリッサ・フェアボーン「つまり本当なのね? ウルトラマグナス。」

ウルトラマグナス「そのようだ。 サイクロナスガルバトロンが再び合流した。」

(G1)コンボイ「だが、確か君と司令官が彼と戦ったと聞いた。 結果はどうなったのだ?」

ウルトラマグナス「私たちは大丈夫でしたが、奴は残念ながら…取り逃がしました。」

(G1)コンボイ「逃走に関してはデストロンは天才的だな。」

メリッサ・フェアボーン「どうしますか?」

(G1)コンボイ「メガトロンと…今はガルバトロンまでもがメガトロナスを見つけ合流しようとしている。 どんなことをしても彼らを阻止せねばならない。」

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ガルバトロン「いつも、いつも、なぜ俺様は出来損ないに囲まれるのだ?」

サイクロナス「貴方様が優秀だからでは?」

ガルバトロン「ハッ! ゴマをすっても無駄だ。 お前はサイバトロンと再戦したにも関わらず、またもや弱腰で逃げ戻ったではないか!」

サイクロナス「これは戦略的撤退です。 一度状況を確認し、日を改めた戦闘に向けて準備を整えるという立派な戦術です。」

ガルバトロン「一体いつになったら言い訳せずに、ただ勝ち星を上げてくる部下が現れるのか!?」

タントラム「オレを見つけるなんて、ラッキーだな。」

ガルバトロン「なぜサイクロナスよりお前の方が見込みがあると言えるのだ?」

タントラム「オレは今、退屈過ぎてサイバトロンの頭をかち割らなきゃ気がすまない気分だからさ。」

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BOSS:タントラム

タントラム「奴らの切り札がオマエか? もっと骨のある奴が来るかと思った。」

ウルトラマグナス「こっちはガルバトロンを待っていたんだがな。」

タントラム「スマン、ボスは今忙しいんだ。 代わりにオレが対応してやるよ…そのダイオードを叩き潰し、ギアをバラバラにして、スパークを垂れ流すまで踏みつけてやる。」

ウルトラマグナス「それはご丁寧にどうも。 さっさとカタを付けるとするか。 こっちが欲しいのはガルバトロンだからな。」

 

 2、見捨てる者( Deserter )

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タントラム「こっちに向かって撃ってくる奴がいるぞ?! 銃声がだんだん近づいてきてる。」

サイクロナス「誰だと思う? ガルバトロン様さ。 どうやら、またご乱心しているようだ。」

タントラム「これまでご乱心じゃないことなんかあったか?」

サイクロナス「いいや、無かった。 トーキュロンでの治療さえ、凶暴化する衝動を抑えることができなかったんだから。」

タントラム「それなのに、なぜまだ彼に従うんだ? 忠義に対して暴力とレーザービームでねぎらう奴になんて。」

サイクロナス「その通りだな。*1 新たな味方を探すときが来たようだ…もっと強い御方を。」

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ガルバトロン「ほう、出来損ないが姿を現したか。」

サイクロナス「恐れながら…もう暴言も乱射もおやめください。」

ガルバトロン無礼者! 主君に楯突くとは何事だ!?

サイクロナス「今後は一切口答えすることもありませんので、ご安心ください。 答えが見つかりました。 前に進もうと思います。」

ガルバトロンなんだと!? ふざけるな…これでも喰らえ!

サイクロナス「外されるとは…腕が鈍っていらっしゃるようです。 どうぞお元気で…私の主君だった御方、ガルバトロン様。*2

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BOSS:ガルバトロン

(G1)コンボイ「誰かが部下に見捨てられたようだ。」

ウルトラマグナス「いつものことです。」

ガルバトロン「〈見捨てられた〉のではない。 使えぬ者を処分したまでだ。 すぐにお前たちも処分してやる。」

(G1)コンボイ 「報われない忠誠心が破滅を招くことに、まだ気づかないのか?」

ガルバトロン「目の前に立つ俺様がお前の破滅を招くことに、まだ気づかないのか?*3

~第2章 完~

 

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まさかの展開・・・コイツ、本当にあのサイクロナスか?

第3章へ続く!

*1:!!?

*2:英語だと「You missed me…you're slipping. Good luck,Galvatron…my master you will be no longer.」 見捨てた者に最後まで敬意を払うサイクロナスは究極の忠義者ですね

*3:あいかわらず言葉選びが巧みです