「スペシャルミッション:出現」会話ログ 第3章
第3章 接触( Contact )
1、新たな忠義( New Allegiances )
サイクロナス「おとなしくしているんじゃなかったのか?」
タントラム「雄牛にとっては、これでも十分おとなしい方だ。 メガ・メガの捜索はどんな具合だ?」
サイクロナス「近くにいるはずだ、絶対に。 他の奴らはガルバトロン劇場に気を取られているが、俺は元祖プライムを捜すことに集中している。」
タントラム「もしそいつがガルバトロンより酷い奴だったらどうするんだ?」
サイクロナス「でも、そうでなければ? 連れて来られたこの混沌の地で、自分が受け入れると決めたチャンスなんだ。」
サイクロナス「俺の夢は叶ったのか? 私の前に立っている御方は神なのか?」
メガトロナス「神? 俺の使わない言葉だ。 叶う? お前が機能停止を望んでいるのなら、そうかもしれない。」
サイクロナス「あなた様の素性をよく知るこの私をどうぞお召し抱えください。」
メガトロナス「他の者たちと同様に。 皆が俺を探していることは知っている。 お前はなぜ先に俺を見つけることができたのだ?」
サイクロナス「プライマスのおぼし召しとしか言いようがありません。」
メガトロナス「召し抱えて欲しいといったな? なら、忠義を示してもらおう。 準備の時間が必要だ。 その時間を稼ぐことができたなら、お前の申し出を考えてやってもいいだろう。」
サイクロナス「仰せの通りに。」
BOSS:サイクロナス
(G1)コンボイ「忠誠心は別として、君は話せば分かる人物だとウルトラマグナスから聞いている。 よく聞くんだ、君の主人は敗北した。 手を引け、無駄な戦いは避けるんだ。」
サイクロナス「俺の主君? それは何かの間違いだ。 神は敗北しない。」
(G1)コンボイ「ガルバトロンは神とはほど遠い…むしろ情緒不安定で信用ならない残虐なデストロンだ。」
サイクロナス「ガルバトロンを神と間違うことなどあるものか。 それに彼はもう俺の主君ではない。」
(G1)コンボイ「神? つまり…彼を見つけたということか?」
サイクロナス「気が済むなら教えてやろう。 その通りだ。 どうせお前のスパークは主君メガトロナス様の名のもとに消え去るんだ。 それを知っても無意味だろう?」
2、お前の神は誰だ?( Who's Your Deity?)
メリッサ・フェアボーン「これで彼の存在がはっきりしたわけですね?」
(G1)コンボイ「サイクロナスからの伝聞だが…そのようだ。 我々の推測が正しかったことになる。」
メリッサ・フェアボーン「作戦は?」
(G1)コンボイ「変更はない。 この潜在する脅威を探し出し、道理が通るかを確かめなければならない。」
メリッサ・フェアボーン「もし私たちが先に見つけられなければ?」
(G1)コンボイ「計り知れない破壊が巻き起こるだろう。」
メガトロナス「失敗したな。 予想通りだ。 そもそもお前のような者は俺に仕えるほどの技量を持ち合わせておらん。」
サイクロナス「決して努力が足りなかったわけではございません。 司令官が手強い戦闘集団を取り揃えているからなのです。」
メガトロナス「司令官? サーティーンのことか? 彼がここにいるのか?」
サイクロナス「サーティーンが誰かは存じませんが、司令官とはサイバトロンの間抜けどもが自分たちの指揮官に担ぎ上げた人間のことです。 いきさつは未だ不明です。」
メガトロナス「人間だと!? 地球と呼ばれる惑星からの有害種のことか? 冗談にもほどがある。」
サイクロナス「自分は冗談を言うタチではありませんが、お気をつけください。 貴方に向かってくる者たちは他にもいますし、脅威は深刻です。」
メガトロナス「ふん。 冗談は言わないといったが、そんなことを口にするのか。 俺に脅威が迫っていると? バカバカしい。」
BOSS:メガトロナス
メガトロナス「サーティーンか? お前なのか?」
メガトロナス「過去から逃れることなどできんぞ。」
(G1)コンボイ「過去は後に続くものだが、未来は我々をやるべきことへと導くものだ。」
メガトロナス「ならば教えてくれ、やるべきこととは何だ?」
(G1)コンボイ「平和を守り、ここに閉じ込められたみんなを本来の居場所へと戻すことだ。」
メガトロナス「俺がそれに賛成しなければ?」
(G1)コンボイ「我々が避けたい事態になるだろう。」
メガトロナス「遅すぎたようだサーティーン…俺は賛同できん。 今こそお前に元祖プライムのなんたるかを叩き込んでやる。」
~第3章 完~
サイクロナスのスペシャルミッション 会話ログは以上となります。
当然、今までのサイクロナスを知っている私からすれば、ガルバトロンを見限ったという行為にはかなり驚かされましたが、ニュークインテッサに降り立ってもなお〈誰かのために戦う〉という点は変わりないなあと感じ、ちょっぴり安堵してしまいました。 それと、ウルトラマグナスがサイクロナスのことを「話せば分かる人物だ」と称しているところが良かった、良すぎました。 きっとこのサイクロナスとウルトラマグナスはどこかの世界で〈共闘〉をしたことがあるのでしょうね。
このシナリオのすごいところは、〈サイクロナスは自分の欲望が満たされさえすれば、主人はガルバトロンでなくともかまわない〉という可能性をプレイヤーに与えたというところだと思います。 サイクロナスの戦闘モーションもかっこいいし、ボットとしての性能もいい。 なんかもう、いろいろと最高過ぎました。 運営さん、本当にありがとう。